外壁塗装で半艶(5分艶)を選ばれる方へ
気温差が激しいですが、皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。
今は、松山市補助金がメインで着々と進んでおります。
「足場が建っているのを見たよ!」とお声がけもいただき嬉しいです。
さて、外壁塗装で半艶(5分艶)を選ばれる方へ
今回は、半艶についてです。
中塗りは艶あり?艶なし?プロが教える「艶の常識」とSK化研スーパーセラタイトFの秘密についてご紹介したいと思います。
愛媛県 松山市・東温市
外壁塗装・屋根塗装専門店ワンクラフト
本日の担当は八木あづさです。
外壁塗装の艶で迷っておられませんか?「ピカピカすぎるのは嫌だけど、完全にマットもさみしい…」そんな方に人気なのが「半艶(5分艶)」です!
只今、着工中の現場でも半艶で施工されている方がおられますが、外壁塗装は、通常3工程の下塗り・中塗り・上塗りになります。
中塗りから、選んでいただいたお色を使用しますがそこで、半艶で仕上げる場合、途中の「中塗り」は何を使えばいいのか疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
塗料メーカーによっても異なりますが、特に「エスケー化研 スーパーセラタイトF」のような高性能塗料を使う場合、艶の使い分けにはルールがあります。
まずは、艶についてから順にご紹介したいと思います。
目次
艶の種類
艶あり(全艶)
最も光沢が強く、ピカピカとした新築のような輝き。
色が鮮やかに発色します。
7分艶
艶ありより控えめながら、高い光沢感。
明るく上品な印象で人気があります。
半艶(5分艶)
艶ありと艶消しの中間。
程よい光沢感で、落ち着きと華やかさのバランスが良い仕上がりです。
3分艶
控えめな光沢。
マットに近い質感ですが、晴れた日や光の当たる角度でわずかに艶が感じられます。
艶消し(マット)
光沢がほとんどないマットな質感。落ち着いた重厚感や高級感を演出できます。
艶のメリット・デメリット
艶ありのメリット
耐久性・耐候性が高い(汚れが付着しにくい)。塗料本来の性能が発揮されやすいです。
半艶・艶消しのメリット
落ち着いた高級感、周辺景観との調和、外壁の凹凸や小さなキズが目立ちにくいです。
半艶・艶消しのデメリット
艶ありに比べると汚れやすくなる(艶調整剤が混ざるため)。
中塗りの目的
塗膜に十分な厚みを確保し、耐久性を高める。
下地の色を隠し、ムラのない均一な色を出すための土台作り。
ほとんどの場合、上塗りで半艶を使うなら、中塗りも同じ半艶を使うか、スーパーセラタイトFのような高性能塗料のように艶ありの中塗り専用材を使います。
スーパーセラタイトFの場合の中塗りの艶は?
エスケー化研の「スーパーセラタイトF」のような、長寿命で高性能な塗料には、「中塗り専用材」が用意されていることがあります。
「スーパーセラタイトF中塗材」は、上塗りの艶に関わらず、基本的に「艶あり(全艶)」のみの仕様で提供されています。
これは、中塗りはあくまで性能を発揮させるための下地であり、艶は上塗りで調整することが前提となっているためです。
なぜ艶ありでも大丈夫なのか
中塗り材は、上塗り材で完全に覆われるため、中塗り材の艶が最終的な仕上がりに影響を与えることはありません。
艶調整剤を含まない「艶あり」の状態で塗膜を形成させることで、塗料の持つ耐久性・密着性などの基本性能を最大限に発揮させることができます。
まとめ
簡単にではございましたがいかがでしたでしょうか。
塗料の種類やメーカーにもよりますが、エスケー化研のスーパーセラタイトFは、施工中に中塗り塗料が艶ありでもご心配されませんように!
皆さまの外壁塗装や屋根塗装が少しでも不安なく進むようにお役に立てれば幸いです。
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