樋詰まりの原因
10月に入り、気候も落ち着いてきて過ごしやすくなってきました。
10月は、お祭りや運動会とイベントも多いかたもおられるのではないでしょうか。
松山市のわが家のリフォーム応援事業補助金補欠の方もワンクラフトでは当選され、これにて全員補助金を使用できることが決定されました!
とても嬉しいです。
お祭り明けから着々と着工予定が決まっています。
今回は、外壁塗装を施工される際にチェックしていただきたい【樋詰まり】についてご紹介したいと思います。
愛媛県 松山市・東温市
外壁塗装・屋根塗装専門店ワンクラフト
本日の担当は八木あづさです。
住宅を雨水から守る重要な役割がある雨樋ですが、ある日突然、雨水が滝のように溢れ出しているのを見て驚いた経験はありませんか?
雨樋の詰まりは、建物にとって深刻なダメージにつながります。
その主な原因は、実は非常に身近なものです。
長年の経験から、詰まりを引き起こす「犯人」は主に以下の4つに絞られます。
落葉・枯れ葉
建物の周りに木がある場合、風で運ばれてきた落ち葉や小枝が、屋根を伝って雨樋の「軒樋(のきどい)」に溜まります。
特に秋から冬にかけて要注意です!
単なる葉っぱと油断は禁物。
雨水を含んだ落ち葉は、時間とともに腐敗し、粘土状の腐葉土へと変化します。
これが排水の要所である「集水器」や垂直な「竪樋(たてどい)」の内部を強固に塞ぎ、水の流れを完全にストップさせてしまうのです。
さらに、この腐葉土から雑草が生えてしまい、詰まりを悪化させるケースも少なくありません、、、。
砂・土・泥
「うちの周りには木がないから大丈夫」と思っている方も油断できません。
屋根に降り積もった砂ぼこりや土は、雨が降ると雨水と一緒に樋へと流れ込みます。
これらの微細な粒子は、少量ずつでも長期間かけて蓄積し、雨樋の底に固い泥の層を作ります。
鳥の巣や異物
急な詰まりの原因として無視できないのが、野鳥の巣です。
特にスズメやハトが、雨樋や軒下に巣を作るために運んできた小枝や泥が、排水経路で引っかかり、大量のゴミとなって詰まりを誘発します。
また、強風や台風の際に飛んできたビニール袋やボール、空き缶といった異物が、竪樋の途中で引っかかって蓋をしてしまうケースも稀に見られます。
経年劣化による変形
詰まりの原因が異物ではない場合、雨樋自体の変形を疑う必要があります。
雨樋を支える「金具」が錆びたり緩んだりすると、雨樋の角度(勾配)が変わり、水が流れずに一部に溜まりやすくなります。
水が溜まったところに落ち葉や砂が集積しやすくなり、結果として詰まりへとつながるのです。
これは、専門家でなければ見抜くのが難しい原因の一つです。
樋詰まりを放置するリスク
雨漏り・建物の腐食
詰まった雨樋から溢れた雨水は、本来通るべきではない建物の外壁を直接濡らし、大量の水が流れ落ちます。
この水が外壁のひび割れや、窓枠、軒裏のわずかな隙間から建物内部へと浸入すると、雨漏りが発生します。
シロアリ被害の誘発
木材が常に湿った状態になると、シロアリにとって格好の生息場所となってしまいます。
雨樋の詰まりによって軒先や外壁の内部が濡れ続けると、シロアリが発生・繁殖するリスクが劇的に高まります。
シロアリ被害は、建物の寿命を縮める重大な要因です。
雨樋自体の破損
雨樋に水やゴミが溜まると、その重さで雨樋を支える金具に過剰な負荷がかかります。
特に豪雨時には、水とゴミで軒樋が満杯になり、その重量に耐えきれず、雨樋が歪んだり、垂れ下がったり、最悪の場合は破損・落下してしまうこともあります。
外壁塗装・屋根塗装時一緒に、、、!
外壁塗装や屋根塗装を施工する際は、足場が必要になります。
そして、塗装施工前には必ず水洗いを行いますので、業者さんに一緒に樋詰まりのチェックをしてもらうことをおすすめ致します。
足場もあるとより安全に丁寧に点検する事が可能です。
実際に先日、樋詰まりのを直してきました。
葉っぱが腐敗しドロドロっとしたものが出てきました。
10年・15年に1回の塗装なので、是非樋詰まりチェックもされてみてください☆彡
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