冬に特に起こりやすい外壁の不具合
どんどん寒さは増す一方です。
冬は外壁にとっても厳しい季節です。
寒さや湿気によって外壁材や塗装にさまざまな不具合が生じる可能性があります。
今回は、冬に特に起こりやすい外壁の不具合とその対策についてご紹介したいと思います。
愛媛県 松山市・東温市
外壁塗装・屋根塗装専門店ワンクラフト
本日の担当は八木あづさです。
1. 凍害(凍結と解凍の繰り返し)
原因:
冬の低温によって外壁に染み込んだ水分が凍結・解凍を繰り返すことで、塗膜や壁材にひび割れや剥がれが発生します。特に吸水性の高い外壁材(モルタルやコンクリート)で発生しやすいです。不具合:
- 外壁のひび割れ
- 塗膜の剥離
- コンクリート表面の劣化
対策:
- 塗装を施し、外壁への水分侵入を防ぐ。
- 冬の前にひび割れがないか点検し、シーリング材で補修する。
- 吸水率の低い外壁材を使用する。
2. 結露によるカビ・苔の発生
原因:
寒暖差の大きい冬は、外壁の表面に結露が発生しやすくなります。この水分が外壁に付着した汚れや微生物に吸収されると、カビや苔の繁殖につながります。不具合:
- 外壁の黒ずみ
- 外観の美観が損なわれる
- カビによる健康被害のリスク
対策:
- 防カビ・防苔性能のある塗料を使用する。
- 湿気がたまりやすい箇所(北側の壁など)を重点的に点検する。
4. シーリング材(コーキング)の劣化
原因:
冬の低温でシーリング材が硬化・収縮し、ひび割れや隙間が発生します。これにより、外壁の防水性能が低下します。不具合:
- 外壁と窓枠の間からの雨水浸入
- 断熱性や気密性の低下
対策:
- 定期的にシーリング材を打ち替える(目安は7~10年)。
- 高耐久性のシーリング材を使用する。
- 冬の前にシーリングの劣化状況を点検する。
簡単にではございましたが、いかがでしたでしょうか。
冬に起こりやすい外壁の不具合と対策についてでした。
気になることはお気軽にお問い合わせください。
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