塗料は4つの〇〇!
塗料は4つの〇〇!
今回は、【塗料の主な4つの成分の特長】について少しご紹介したいと思います。
塗料のメインの役割は、物の表面を覆って保護しながら美観を良くすることです。
塗料は、樹脂・溶剤・添加剤・顔料の4つの成分から作られています。
これらを上手に組み合わせて、様々な効果を発揮する塗料が作られているのです。
愛媛県 松山市・東温市
外壁塗装・屋根塗装専門店ワンクラフト
本日の担当は八木あづさです。
樹脂成分
塗料のメイン材料は樹脂成分です。
樹脂は、ものの表面を保護し、美観を与える役割を担います。
樹脂によって耐候性や耐水性などを高めることができます。
アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機系、ミツロウ、カルナバワックスなど、様々な樹脂成分があります。
天然のものから合成樹脂まで、用途と目的に応じて使い分けます。
塗膜の性能や特徴は、使われる樹脂により大きく左右されます。
溶剤
樹脂がものの表面を均一に覆うことを手助けをするのが溶剤の役割です。
樹脂は、硬く流動性がありません。
そのままでは、塗り広げることができません。
溶剤の中に樹脂成分を均一に広げた状態で塗布し、溶剤が揮発するとものの表面を樹脂が残るという仕組みです。
溶剤は、有機系溶剤と水の2種類に分かれます。
有機系溶剤はさらに天然成分のもの、合成成分のものに大別されます。
多くの塗料には、有機系溶剤(トルエン、キシレン、エタノール等)が使われます。
有機系溶剤は人体や自然環境に悪影響を与えるものが多くあります。
そこで、その代わりとして使われているのが水です。
水なら揮発しても人体に悪影響はありません。
人体への影響を考え、現在では溶剤に水を使う塗料が多く登場しています。
添加剤
樹脂に様々な性能を加えるのが添加剤です。
より使いやすく、長持ちしやすく、美しく仕上げるために添加剤が使われます。
例えば、塗料中のタレ止めや貯蔵中の沈殿を防止するための添加剤。
塗装や乾燥時に小さな気泡を予防したり、表面を滑らかにするための添加剤。
樹脂と顔料が均一に混ざり、塗料の質を保つための添加剤などです。
添加剤は、現在の高性能塗料を支えてくれています。
顔料
顔料は、塗料に色を付けます。
色の他に、さび止めや蓄光・蛍光塗料も顔料の一種です。
顔料にはいろいろな材料が使われます。
顔料を入れず、樹脂、溶剤、添加剤で作られたものは、クリア塗料と呼ばれます。
まとめ
今回は、塗料をつくる4つの成分について簡単にではございましたがご紹介しました。
塗料は物の表面を覆い、様々な効果を持つ塗膜を作ってくれます。
塗膜の主成分は樹脂ですが、色を付ける顔料、様々な効果を持たせる添加剤、それらを溶かして塗料らしくする溶剤の4つからなります。
塗料成分の内容によって、用途目的が異なってきます。
何だか化学の時間を思い出しました(笑)
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